登り窯
出西窯の工房を訪れると、登り窯に火が入っていました。
登り窯を焚くのは、年4回とのこと。
工房には、一瞬で気持ちが静まるような異空間が広がっていて、
土と薪の香りがあって、炎がある場所っていいなと、しみじみ感じました。
そして、もうひとつ気になったのが、壁に張られた、河井寛次郎の「仕事のうた」。
毎朝、職人さんたちみんなで、この詩を唱えて、ラジオ体操をして、仕事を始められるそうです。
「仕事が仕事をしてゐます」
この心地よい空気感は、仕事が仕事をしている場所だからかな、と思うと腑に落ちました。
同時に、ファンタジーな絵も浮かんで、にやけてしまいました。
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